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テレビや新聞で耳にする、政治や経済の言葉。
でも、皆さん、本当に意味わかっていますか?
今更聞けない用語、けれども知らぬは一生の恥。
おバカ編集部のおバカな質問を、浜田先生にお答え頂きます!
第30章
2010年
22
3月29日
外国人参政権【がいこくじんさんせいけん】
▼おバカ編集部
最近、国会で議題にあがっている外国人参政権。どういうものなのか、いまいちピンと来ないのですが、いったい何が問題なのですか?
▼浜田先生
はい。まず現在日本には、永住外国人が44万人、特別永住外国人が43万人いるといわれています。彼らは日本人と同じように日本語を話し、日本で教育を受けたり税金を払ったりして生活をしています。それなのに、日本の政治に参加できないのはおかしいということで、1995年に「(地方)参政権が欲しい」と裁判を起こしたことがきっかけです。
▼おバカ編集部
そんなことがあったのですね~。そのときは、どう決着がついたのですか?
▼浜田先生
はい。このときは、「参政権とは日本人保有の権利である」という憲法第15条に基づき、最高裁で却下されました。つまり「その地域に住む日本国籍を持つ『国民』にしか参政権は与えられない」ということで判決が下されていたわけですね。
しかし、今の民主党政権は、「地域の一員として暮らす『住民』であることは国籍に関係なくみな同じだから、地方参政権を与えるべきだ」と主張しているのですよ。これは今に始まったことではなく、95年当時からずっと、公約として掲げてきていたのです。
しかも最近は、「子ども手当て」と外国人参政権の問題が密接な関係にあるのですよ。
▼おバカ編集部
どういうことですか?
▼浜田先生
子ども手当てというのは、“日本で働く両親”を対象に支給されるのですが、そうすると定住外国人、いわゆる出稼ぎの外国人もこれに当てはまります。両親が日本で働いているというだけで、彼らが母国に残してきた子どもにも、日本の税金で補助が支給されてしまうのです。
たとえばフィリピンから出稼ぎに来ている牧師は、母国で身寄りのない50人もの子どもを養子にとっているそうですが、その子どもたちにも、際限なくお金を払うことになるのですよ。たとえ養子が100人にも増えたとしても、です。
▼おバカ編集部
それじゃあ、いくら予算を取っても追いつかないじゃないですか!そもそも、母国に子どもがいるかどうかは、どうやってチェックするのですか?戸籍を取り寄せて、一人一人照合するのでしょうか?
▼浜田先生
いえいえ。定住外国人だけでも27万人もいるといわれていますから、それは到底、現実的な手段ではないでしょう。実際は、インターネットやメールでの交信記録があればOKとするそうですよ。
▼おバカ編集部
ありえない!たったそれだけで、毎月子ども手当てがもらえるなんて、おかしいですよ~!
▼浜田先生
はい。それにもっとおかしいのが、逆の場合です。たとえば日本人の両親が海外で働いていて、その子どもが日本に残っている場合は、手当がもらえないというのです。なぜ日本で暮らす日本人の子どもがもらえなくて、海外にいる外国人の子どもが私たちの税金で補助されるのか、こんなおかしい制度は前代未聞です。
こうなると「日本に行けば、養子でもなんでも子どもがたくさんいればお金がもらえる」と考える外国人が増えることは明らかです。それでなくても、日本には毎年中国から1万1千人ずつ人が流れてきていますから。
▼おバカ編集部
日本の人口は減る一方なのに、これからもっと外国人が増えるかもしれないですよね?
▼浜田先生
はい。このままでは、外国人にとって、日本に行けば参政権も子ども手当てもセットでもらえるという状況になってしまいます。今は日本の不動産や山林もどんどん外国人に買われていますし、対馬や竹島のように、気がついたら周りが外国人の保有地になっている可能性だって考えられますよ。
▼おバカ編集部
近い将来、日本が乗っ取られてしまうかも!政府は危機感を感じていないのでしょうか?
▼浜田先生
鳩山さんは「もはや日本は日本だけの国じゃない」と発言していますが、これにはちょっと疑問を感じてしまいますよね。小沢さんも、韓国の李 明博(イ・ミョンバク)大統領に対し、民団の人たちに参政権を与えると約束しています。
日本の行く先を決めるのに、外国人が口出しをするというのは、やはり喜ばしいことではないですよね。本来なら、日本の政治に参加するためには、帰化をするべきなのです。
▼おバカ編集部
たしかにそうですよね!日本国籍を取得すれば、参政権は当然、被選挙権も得られるわけですよね。
▼浜田先生
はい。実際、フィンランドから帰化した国会議員が活躍しています。彼のように、日本人として暮らし、日本人としての誇りを持って国を守る覚悟がある人こそが、参政権を持つべきなのです。
実は最近、中国や韓国から日本に帰化をする若者が増えているのも事実です。しかしこれに対し、中国側も韓国側も危機感を持ち、若者の帰化を阻止しているのです。なぜなら彼らは、過去に日本へ無理やり連れて来られたという歴史の中で、それでも祖国へのアイデンティティを保ってきたわけです。帰化することで祖国へのアイデンティティが失われてしまう、これは国にとって由々しい問題だというのです。そこで、日本で参政権が得られるようになれば、帰化せずにアイデンティティを保ちながらも、日本で政治に参加できると考えているわけです。
▼おバカ編集部
祖国に忠誠を誓ったまま他国の政治に参加するというは、ちょっと都合がいい話ですよね?
▼浜田先生
そうですねぇ。それに、帰化しなければ当然、祖国での参政権も残るわけですから、二重に選挙に参加できることになります。これは極めて矛盾していますよね。それなのに民主党は、法律を変えても友愛の名の下に、これを推し進めようとしているのです。これは大問題ですよ。
▼おバカ編集部
日本にとってどこにもメリットがないですよね?世論調査でも反対意見の方が多いのに、民主党が在日外国人の票集めのために言っているとしか思えません!
▼浜田先生
たしかに、自国をないがしろにしてまで、中国や韓国にいい顔をするのは、友愛をはき違えているようにも感じます。一体どこを向いて政治をしているのかと疑われても仕方ありませんよね。これでは5年後10年後、日本が日本でいられるかどうか重大な問題でしょう。
▼おバカ編集部
かなり怖い事ですよね。95年から15年近くモメていて、最終的に決着がつくのはどのタイミングなのでしょうか?
▼浜田先生
はい。現在、与党内では民主党と社民党が賛成しており、国民新党は反対しています。今年7月に行われる参議院選で民主党が勝つと、単独でこの法案を押し通すことになります。反対派の自民党が勝っても、衆議院ではまだ民主党が多数派ですから、反対で決着がつくことはないでしょう。
民主党の主張が、本当に日本のことを考えてのことなのか、有権者がきちんと理解しておく必要があるでしょう。国に関わることは自分たちの生活にも影響するわけですから、国民一人一人が自分の問題と捉えるべきです。気づいた頃には手遅れにならないよう、日本らしい政治ができるようになって欲しいですね。
取材・文/皆川夕美
1953年鳥取県生まれ。東京外語大学中国科卒業後、米ジョージ・ワシントン大学大学院政治学博士課程修了。戦略国際問題研究所主任研究員等を経て帰国。現在、国際未来科学研究所代表。また国連大学アメリカ評議会ミレニアム未来研究委員、21世紀の成長企業を探る研究会座長などを歴任。
浜田和幸先生のHPはコチラ→
あなたが疑問に思っていることをおバカ編集部が浜田先生に取材します。
※ご投稿頂いたご質問は、編集部で検討し取材させて頂きます。
民団
在日本大韓民国民団の略。主に在日韓国人、また韓国系日本人で構成される組織。永住権や地方参政権の獲得、日本人との差別撤退を目的としている。日本国内に300を超える支部がある。
竹島問題、対馬問題
日本と韓国の間で争われている領土問題。歴史の上では竹島だけでなく対馬も韓国のものだと主張する韓国人が多く、長期に渡り返還を求める声が寄せられている。現在は韓国による土地の買収が進み、在日韓国人が多く移住。彼らに地方参政権が与えられた場合、事実上、対馬が韓国領になってしまうのではと懸念が広がっている。
[日本経済&世界情勢を学ぶⅡ]
第35回 「メキシコ湾原油流出事故
【めきしこわんげんゆりゅうしゅつじこ】」
第34回 「2010年 参議院選挙【2010ねん さんぎいんせんきょ】」
第33回 「ギリシャ経済危機【ぎりしゃけいざいきき】」
第32回 「新党【しんとう】」
第31回 「高速道路無料化【こうそくどうろむりょうか】」
第30回 「外国人参政権【がいこくじんさんせいけん】」
第29回 「中国経済【ちゅうごくけいざい】」
第28回 「デフレⅡ【でふれ・Ⅱ】」
第27回 「日航再建問題【にっこうさいけんもんだい】」
第26回 「普天間基地移設問題【ふてんまきちいせつもんだい】」
第25回 「国債【こくさい】」
第24回 「政権交代【せいけんこうたい】」
第23回 「衆議院議員総選挙【しゅうぎいんぎいんそうせんきょ】」
第22回 「東京都議会議員選挙【とうきょうとぎかいぎいんせんきょ】」
第21回 「鳩山由紀夫【はとやまゆきお】」
第20回 「2016年夏季五輪招致【2016ねんかきごりんしょうち】」
第19回 「政治献金【せいじけんきん】」
第18回 「国家公務員制度改革【こっかこうむいんせいどかいかく】」
第17回 「ガザ地区【がざちく】」
第16回 「景気【けいき】」
第15回 「バラク・オバマ新大統領【ばらく・おばましんだいとうりょう】」
第14回 「金融危機【きんゆうきき】」
第13回 「福田康夫【ふくだやすお】」
第12回 「原油高騰【げんゆこうとう】」
第11回 「北海道洞爺湖サミット【ほっかいどうとうやこさみっと】」
第10回 「チベット問題【ちべっともんだい】」
第9回 「暫定税率【ざんていぜいりつ】」
第8回 「アメリカ大統領選挙【あめりかだいとうりょうせんきょ】」
第7回 「山田洋行【ヤマダヨウコウ】」
第6回 「小沢一郎【オザワイチロウ】」
第5回 「裁判員制度【サイバンインセイド】」
第4回 「内閣総理大臣 【ナイカクソウリダイジン】」
第3回 「FX【エフエックス】」
第2回 「日本年金機構 【ニホンネンキンキコウ】」
第1回 「北京オリンピック 【ペキンオリンピック】」
[日本経済&世界情勢を学ぶⅠ]
第22回 「10年後の日本」
第21回 「増税」
第20回 「企業買収」
第19回 「内閣改造」
第18回 「郵政民営化」
第17回 「アメリカ経済 2」
第16回 「アメリカ経済」
第15回 「上場」
第14回 「新貨幣」
第13回 「海外支援」
第12回 「1円企業」
第11回 「高速道路」
第10回 「株式」
第9回 「税金」
第8回 「りそな銀行」
第7回 「通貨」
第6回 「国連」
第5回 「デフレ」
第4回 「有事法案」
第3回 「年金」
第2回 「竹中 平蔵」
第1回 「ペイオフ」
http://www.fe-mail.co.jp/lifestyle/obaka2/20100329.cfm
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