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楽しくて、エコな乗り物と言えば、自転車。数年前にブーム到来と言われていましたが、今もその人気は冷めやらず、私のまわりでは、最近、電車通勤を自転車通勤に変える人が増えています。そんな自転車の魅力は、やっぱり乗っていて楽しいこと。特に気温が温かくなった春はサイクリングにとっては最高の陽気です。そこで、たまには、サイクリングを目的にお出かけしても楽しいかも! そう思い付き、友だちにおすすめされたレンタサイクルができるお店へ向かいました。
訪れたのは、2009年7月にオープンした“トーキョーバイク ギャラリー”。谷根千と呼ばれる下町エリアにあるこちらの自転車屋さんは、日本のメーカー“トーキョーバイク”の直営店。販売、修理、試乗はもちろん、“トーキョーバイク”の自転車をレンタサイクルできることでも人気です。早速、私もレンタサイクルを体験することに。レンタル料は1日1000円(15時以降は500円)。まずは、乗りたい車種を選んで、高さなどを調整してもらいます。自転車はカゴなしのものが多いので、荷物を預かってもらうこともOK。どこをまわるかは、もちろん自由。近所を散策するのも、少し遠出をするのもその人次第。スタッフの方に聞けば、おすすめのスポットも教えてもらえるので、観光の足として便利に利用できそうです。高橋の大好きなエリア、谷根千にあるということで、老舗のお菓子屋さんやギャラリーなど、下町ならではのお店を巡ろうかと思っていたけれど、スタッフの方に相談してみると、その日おすすめされたのは、上野の不忍池。そう、谷中にあるお店からは、上野までも自転車で10分足らずで着く近い距離。「まだ桜が見られて、今日なんて気持ちいいですよ」という言葉を聞けば、もう心は不忍池方向へ。赤い自転車を選び、いよいよ出発! いざ乗ってみると、軽くて、風と一体になったみたいな乗り心地。スピードの調節もしやすく、とにかく自転車ってこんなに軽かったっけ!?と、ママチャリばかり乗っていた私にとっては驚きの連続でした。
もともと、トーキョーバイクは、「山を走るのが“マウンテンバイク”なら、東京を走るのが“トーキョーバイク”だ」という発想から生まれた自転車。マウンテンバイクやクロスバイクのような本格的に走る自転車はないけれど、軽くてスピードが出しやすいトーキョーバイクは、いわば気軽に楽しめるスポーツバイク。ふだん使いはもちろん、たまには少し遠出もしてみたい、そんな人の希望にこたえてくれます。その日の私はというと、不忍池に到着するまでは、とにかく町の中を流れる景色が楽しくて、もう夢中。簡単に行ける道を教えてもらったのに、迷って人に聞いてみたり、こんなところにカフェがあるんだ~とお店チェックをしてみたり、いつも徒歩や車でおでかけするのとは違う発見や出会いがありました。無事往復して帰ってくると、なんだかスポーツをした後のような達成感が。こんな爽やかに過ごした1日は久しぶり。今度は、上野美術館の方まで行ってみようと心の中で計画を立てた私はすっかり、サイクリングの魅力の虜になったのでした。
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| 日本大学芸術学部文芸学科卒業。編集プロダクションで修行した後、フリーに。現在は、情報誌やフード誌を中心にお仕事中。取材した飲食店は800軒以上。日々の日課は友達の恋愛トークを聞き、将来の妄想に走ること。趣味はジャズピアノ、演劇鑑賞。猫1匹と横浜ライフを満喫中! |
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