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日々刻々と変化する東京。ニューオープンの素敵なお店に出合えたり、話題のイベントに遭遇したり…。東京には、ここでしか体験できないワクワクや、女心をくすぐるスポットがいっぱい!そんな刺激的な街・東京の魅力を、ライター高橋瑞穂が皆さんにお届けします。流行に敏感なライターの好奇心をかき立てた、ショップやイベントなどをご紹介!
1日を優雅に過ごせる国立美術館
Vol.45
09.FEB.2009
約14,000m2の展示スペースを誇る国立新美術館。ガラスカーテンウォールの透明な外観が空に溶け込み美しい。
スタイリッシュな印象の1階エントランスのアトリウム。3階まで吹き抜けになっているため、開放感たっぷり。
ミュージアムショップには、ステーショナリーやアクセサリーなど、世界中のアーティストのさまざまなアイテムが集結。
アートライブラリーの利用時間は美術館が開館している日の11時~18時。貸し出しは不可だが、申請すれば複写はOK。
3階の「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」。席数は182席あり、ランチもディナーもいただける。

 小学校時代、いちばん好きだった授業は美術でした。美術の教科書に載っていた絵を、最初に生で見た感動は今でも忘れられません。それはシャガールの絵で、教科書で見ていたときはそんなに気にも留めていなかったのに、肉眼で見たときの大迫力と色彩の豊かさに心臓がドキドキしたのを覚えています。それから、美術館へ足を運ぶ楽しさを知り、今でも気になる展覧会があると1日ゆっくりと時間をかけて見に行きます。何より、「美術館で1日過ごす」という行為自体が好きなのかも。時間はもちろん、心にゆとりがなければできない気がしませんか?

 今回ご紹介するのは、そんなゆったりとした大人の1日を約束してくれる美術館、「国立新美術館」。2007年にオープンした日本で5番目の国立美術館で、国内最大級の展示スペースを誇っています。展示室はいくつかあり、常に複数の展覧会が開かれているのが特徴。建築デザインは日本が世界に誇る建築家・黒川紀章氏。波のようにうねる美しい曲線を描くガラス張りの建物は、それ自体がまるでひとつの美術作品のように堂々としています。館内へ入ると、まず広々とした吹き抜けに圧倒されるはず。地下1階から3階までのフロアの中には、展示室のほか、ミュージアムショップやカフェ、レストラン、アートライブラリーも併設されています。アートライブラリーでは、美術書やアート関連の本を始め、日本で刊行された展覧会カタログや、海外で開催された日本美術の展覧会カタログなどなどを所蔵。無料で自由に閲覧できるので、私が訪れたときは、美大の学生さんらしき人を多く見かけました。こちらの美術館は、ただ広いだけでなく、自由に休憩できるスペースが多いのがいいところ。いつも美術館へ行くと、足が疲れてしまうのですが、ちょっと休むのにちょうどいい椅子がたくさん置いてあるので、ゆ~ったり周れるのが本当にうれしい。ガラス張りの壁の外には緑も多く見られるので、そんな景色を眺めつつ、カバンに入れてきた本を読む時間も穏やかな気分を誘います。

 お腹が空いてきたら、レストランやカフェへ。リヨンのレストラン「ポール・ボキューズ」でミシュラン3ツ星を43年間維持し続けているポール・ボキューズ氏の海外初進出のブラッスリーや、上質の紅茶やスイーツ、サンドイッチなどを提供するティーサロン「サロン・ド・テ ロンド」など、館内には4箇所のレストラン、カフェがあります。また、託児サービスも行っているので、小さなお子さんがいる方でも安心して美術館賞できるのも嬉しいところ。地下1階にはミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」があり、佐藤可士和氏とのコラボレーションによって生まれた国立新美術館ブランドのオリジナルグッズや世界のアーティストや職人の手によって作られたアイテムを購入できます。ほかではお目にかかれない遊び心溢れるものやセンスある品が多いので、東京土産をここで選ぶのもいいかもしれません。
こちらでは不定期で、アーティストやデザイナーたちを講師に招いてのワークショップや講演会も開催しているそう。ただ美術作品を見るだけでなく、美術館という空間を使って、人とアートをつないでいる場になっているのかも。本当は仕事に追われる忙しいときこそ、こういう場所に行きたいんだけどなぁ! でも、六本木にあるので、都内に職場ある人はお仕事帰りにどうぞ。

DATA

国立新美術館

http://www.nact.jp

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フリーライター 高橋瑞穂
日本大学芸術学部文芸学科卒業。編集プロダクションで修行した後、フリーに。現在は、情報誌やフード誌を中心にお仕事中。取材した飲食店は800軒以上。日々の日課は友達の恋愛トークを聞き、将来の妄想に走ること。趣味はジャズピアノ、演劇鑑賞。猫1匹と横浜ライフを満喫中!

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