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日々刻々と変化する東京。ニューオープンの素敵なお店に出合えたり、話題のイベントに遭遇したり…。東京には、ここでしか体験できないワクワクや、女心をくすぐるスポットがいっぱい!そんな刺激的な街・東京の魅力を、ライター高橋瑞穂が皆さんにお届けします。流行に敏感なライターの好奇心をかき立てた、ショップやイベントなどをご紹介!
大人も楽しい! 絵本が集まる歴史ある図書館
Vol.77
21.SEP.2009
明治39年に帝国図書館として建てられた、ルネサンス様式の建築がノスタルジックで美しい。
子どものための絵本、読み物、昔話などが揃う「子どものへや」は約10,000冊の本が閲覧自由。
中の階段までもが、ロマンティックな雰囲気。建物の歴史に興味があるなら、見学ツアーに参加を。
2階は大人のためのフロア。日本や海外で刊行された児童書や関連資料などを静かに読めます。
ガラスのカーテンウォールに囲われた開放的なラウンジには、休憩用のソファが用意されています。

 芸術の秋、読書の秋。気軽にアートの世界に入り込むなら絵本がおすすめです。ページを開くと、子どもの頃の思い出がよみがえり、誰もが一瞬にして絵本の中の世界に夢中になってしまうはず。みんながそれぞれ思い出の絵本があるとは思うけど、まだ出合っていない素晴らしい1冊を探したいと思いませんか。

そんな絵本を巡って訪れたいのが、上野にある国立国会図書館国際子ども図書館です。ここは、2000年に誕生した日本初の児童書専門図書館。日本中の絵本、そして世界の絵本がここに集まってきます。上野駅から上野公園の美術館や博物館を抜け、ゆっくり15分ほど歩いていると、目の前に現れるのは、ルネサンス様式の瀟洒な建物。明治39年に帝国図書館として建てられた歴史深いこちらの建物は、東京都の歴史的建造物にも指定されているもの。中に入っても、歴史を感じさせる素敵なデザインは続き、ため息の出るような空間が広がっています。3フロアある施設には、約30万冊の蔵書があり、自由に閲覧できるスペースも用意されています。子どもから大人まで好きな絵本を手にとって読める「子どものへや」というエリアがあったり、「おはなしのへや」で、毎週土日に子どものためのおはなし会を開催していたり、小さい子を連れて行っても安心です。さらに、子どもの本に関する展示会などを開催している「本のミュージアム」や、昭和30年以前の児童書をデジタル画像で読める「児童書デジタルライブラリー」などもあり、楽しみは広がります。

 ちょっと休憩したいな、と思ったら、カフェテリアへ。晴れた日には、テラス席で秋風を受けながらコーヒーを飲めば、ゆったりとした時間が流れます。ここでは、ランチメニューも用意しています。そして、2階は大人(18歳以上利用可)のためのフロア。ノスタルジックな雰囲気の空間で、静かに国内外の児童書を閲覧しましょう。それと、私のイチ押しは、毎週火曜日と木曜日(14時開始)に開催している見学ツアー。大人1名で参加できるのは、図書館について詳しく知りたい人のための「としょかんコース」と国際子ども図書館の建築物をクローズアップして紹介する「たてものコース」 の2コース。「たてものコース」では、歴史的建造物の壁や柱などの建築秘話を聞けたりするので、建築物が好きな人にはたまりません。どちらも1時間~1時間30分程度と、じっくり案内してもらえるので、図書館の魅力を存分に味わうことができます。ちょっとのんびりとしたい秋の休日は、1日かけてゆったりと国際子ども図書館で絵本を読んでみるのもいいかもしれません。きっと感動の1冊が見つかるはず。

DATA

国立国会図書館国際子ども図書館

http://www.kodomo.go.jp

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フリーライター 高橋瑞穂
日本大学芸術学部文芸学科卒業。編集プロダクションで修行した後、フリーに。現在は、情報誌やフード誌を中心にお仕事中。取材した飲食店は800軒以上。日々の日課は友達の恋愛トークを聞き、将来の妄想に走ること。趣味はジャズピアノ、演劇鑑賞。猫1匹と横浜ライフを満喫中!

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