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日々刻々と変化する東京。ニューオープンの素敵なお店に出合えたり、話題のイベントに遭遇したり…。東京には、ここでしか体験できないワクワクや、女心をくすぐるスポットがいっぱい!そんな刺激的な街・東京の魅力を、ライター高橋瑞穂が皆さんにお届けします。流行に敏感なライターの好奇心をかき立てた、ショップやイベントなどをご紹介!
浅草「亀十」のどら焼きで、ほっこり和む
Vol.83
02.NOV.2009
その日に工房で作られた、でき立てのどら焼きがお店に並ぶ。ふっくらとして美味しい!
大正末期から続く老舗。店頭では、焼き立てのきんつばも販売。休日は行列必至。
お店があるのは、下町の活気溢れる浅草・雷門のすぐそば。どら焼き片手にいざ散策を!
仲見世を抜けると荘厳な雰囲気の五重塔を発見。その奥には、有名な浅草花やしきが。

冷たい秋風が吹く今日このごろ。温かい日本茶と、和菓子でほっこりと家で過ごすのが似合う季節になりました。そんなとき、これがあったら絶対に幸せになれる!というのが、亀十のどら焼き。本店があるのは、観光客で賑わう浅草、雷門のすぐそば。高橋にとって、浅草でどら焼きと言えば、亀十さんと決まっています。大正時代から続く老舗の和菓子屋さんで、浅草のご近所さんをはじめ、芸能界にも「ここのどら焼きしか食べない」というファンが多く、今では全国から注文が来るほどの人気です。そんなに人々を魅了する、こちらのどら焼き。その秘密は、裏の工房で、ひとつひとつ丁寧に手作りしている、丁寧さにあるのかもしれません。

 工房を覗かせてもらうと、とにかく活気がある! あんを手ごねしている職人さん、生地を作っている職人さんなど、数十人のどら焼き職人の方々は、とにかく各自の作業に真剣。その中で、皮を1枚1枚焼いている職人さんは、何とどら焼き作りひと筋50年という熟練の方でした。機械が発達し、あんこを手ごねから作ることも少なくなった今の時代、こうして、昔と変わらぬ手作業で心を込めて作っているから、みんなに愛され続けているのだな~と、しみじみ実感。その製法が、素朴な味にもよく出ています。北海道十勝産の小豆を使った大粒のあんこは、ふわっといい香りがして、温かみのある味わい。そして、皮は、とにかくふわふわ! 小麦粉と砂糖、水しか使わないという、混じり物なしの生地を、何度も何度も丁寧に裏ごしするため、キメが細かくなり、ふっくらとするのだとか。亀十のどら焼きの特徴と言えば、美しい虎模様の皮。これは、皮を手焼きする際に、気泡が模様となって、焼き目が付くことからできるそう。これも、微妙な火加減、計算された模様の付け具合など、職人の技が必要なもの。そんな見た目も惚れ惚れとするどら焼きは、通常のどら焼きより若干大きめで、しっとりとした口当たり。バランスのとれた味わいです。どら焼きの味は、全2種類。インゲン豆を材料にした白あんも、品のあるお味でおいしい!

店頭には、沖縄の黒砂糖を使った「元祖黒糖銘菓 松風」や店頭で焼き上げる「きんつば」など、ほかにも人気商品がいっぱい。お取り寄せもできますが、ぜひ、下町・浅草の風情を感じながら、老舗の和菓子を買う楽しさを体感してもらいたいところ。とにかく和菓子は鮮度が命。焼き立てのどら焼きのおいしさを味わったら、きっと誰もが素晴らしい味の虜になるはず。浅草散策に行ったら、お土産に持って帰りたい亀十のどら焼き。人気なので、休日は行列覚悟で訪れてください!

DATA

亀十

http://ryoma.cantown.jp/cgi-bin/WebObjects/Cantown.woa/wa/shop?id=118

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フリーライター 高橋瑞穂
日本大学芸術学部文芸学科卒業。編集プロダクションで修行した後、フリーに。現在は、情報誌やフード誌を中心にお仕事中。取材した飲食店は800軒以上。日々の日課は友達の恋愛トークを聞き、将来の妄想に走ること。趣味はジャズピアノ、演劇鑑賞。猫1匹と横浜ライフを満喫中!

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