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| 門をくぐるアプローチからはじまり、このロビーの爽快感に「やられた!」という感じ。大きくくり抜かれた窓からは坪庭が見え、旅の疲れを落ち着かせてくれる。 |
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| ロビーには、「弁慶と義経」が描かれた屏風。月替わりで飾られる。 |
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| 本館客室からは、すぐそこに八坂神社の南門が眺められる。 |
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| 本館客室「初雁」。ソファなど部屋内のものが窓を遮ることがないよう配慮されている。 |
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| 離れへと続くアプローチが素敵。行灯が祇園あたりの路地を思わせる。 |
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「市中の山居」とは、町中に居ながらにして、山里の風情を楽しむという意味を指す、茶の湯の用語。今回ご紹介する「ぎおん畑中」は、八坂神社の南門から数十メートル、裏手は高台寺という最高のロケーションにあり、まさに東山文化の「市中の山居」を目指す、静かな宿だ。 多くの人が行き交い、観光客には特に人気のある「人力車」が八坂神社の前で待機しているそのすぐ脇に、畑中の小さな門がある。門をくぐり石の階段を少し上がると、エントランス。門から石段をわずかに駆け上がるだけで、独特の静けさが包んでくれる。そのほんのわずかな移動で、町の喧騒は京ならではの情緒に変わるから不思議だ。 創業は、昭和46年。平成8年には、大改装を果たし、京都の伝統的ともいえる落ち着きと、現代的な新しさを兼ね備えた、まさに温故知新を体得しているかのような宿。観光地のど真ん中に居ながらにして、現代的隠れ家という、京都好きにもたまらない雰囲気。しかも、その小さな門からは想像できない洗練されたホスピタリティと京都ならではの素敵が隠されている。 |
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