
今、Fe-MAILが注目、話題、期待するアーティストにインタビュー。
恋、仕事、挫折、ファッションなどなど・・・。
さて、どんな素敵な話が飛び出すでしょうか。

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人の感情を引き寄せる、リアルな演技がしたい。『バッテリー』の天才野球少年役で鮮烈な映画デビューを飾り、その後も『DIVE!!ダイブ』でダイバー、『ラブファイト』でボクサー…と、スポーツ青春映画へ続々出演! 今大注目の若手俳優・林遣都さんが、今度はランナー役に挑みました!
Fe-MAIL(以下F)-『風が強く吹いている』の出演オファーがきた時、どんな風に思いましたか?
林遣都(以下H)-まず「あ、今度は駅伝かぁ」と思って、さらに台本を読んで、「あ、また天才だ」って(笑)。これまでにも、いろんなスポーツ映画に出演させていただいて、役柄も、“天才”とか“才能を秘めている”っていう役が多かったので。これから、とてつもなく厳しいトレーニングが待っているだろうなぁと思いました。 F-ちなみに、箱根駅伝をご覧になったことは? H-ちゃんと観たことは1回もなかったです。どういうものなのかとか、詳しいことも全然知らなかったですね。 F-天才ランナー・カケルの役は、台本を読んですぐに掴めました? H-大まかな部分は分かりやすかったですね。「走ることしかない」みたいな、すごく極端で分かりやすい奴だと思いました。細かい部分に関しては、監督に相談したり、共演の皆さんとやり取りする中で作っていきました。 F-男性の多い現場だったと思いますが、雰囲気はいかがでしたか? H-皆さん僕より年上で、キャリアも長い方達ばかりだったので、落ち着いてましたね。作品のように、皆でワイワイ騒いで…という感じではなかったです。 F-ちょっと意外ですね。カケルは特に、ハイジとの掛け合いが多かったと思いますが、ハイジ役の小出恵介さんがリードしてくれた感じですか? H-何かアドバイスをいただいたとか、そういうのはないです。まさにカケルがハイジにタスキを渡すシーンのように、言葉はなくても心で通じ合ってる感じだったと思います。 F-小出さんとは、来年公開予定の映画でもご一緒されるんですよね。どんな俳優さんですか? H-以前から大好きな俳優さんだったんですが、共演してからもっと好きになりました。とにかく格好良くて、おもしろくて、優しい方です。 この作品では本当にストイックで、皆でワイワイやるような場面も、一歩下がって見ている気がして、大事なシーンの撮影前なんかは、近付き難いような時もあったんです。なので、この作品では最後にちょっと話しただけだったんですけど、新作の現場では、現場でのテンションが全然違くて、そこで仲良くさせていただいたんです。役によって現場でのスタイルも変えていて、やっぱりすごい役者さんだと思いましたね。 F-10月10日から公開されている『引き出しの中のラブレター』も拝見させていただきました。『引き出しの~』の役・直樹と、『風が強く~』のカケル、だいぶ違うタイプの男の子ですよね。ご自身に近いのは、どちらですか? H-多分、直樹だと思うんですけど…最近よく分からなくなってきて。撮影に入っている期間は、私生活も自然と役に近いものになってきちゃうんですよね。いろんな役をやらせていただいているので、自分がよく分からなくなってきてます(笑)。 F-なるほど(笑)。『風が強く~』で、好きなシーンやセリフはありますか? H-「最高の朝だよな」ですね。あのシーンは、最初に台本を読んだ時から、間違いなく作品の核になる大切なシーンだと思ってました。小出君に付いて行って、2人で格好良いシーンにできればと思いましたね。 F-ばっちり格好良かったですよ! 自分の言ったセリフでは、どうですか? H-力を入れて言ったのは「努力もしないで苦労とか言うな」ですね。このセリフは今でも、自分が怠けてるなぁって思った時なんかに、よく思い出します。身が引き締まりますね(笑)。 F-大森監督は本作が初監督作品ということですが、どんな方でしたか? H-最初に監督にお会いした時、「この映画を君の代表作にしたい」って言ってくださったんです。その言葉で「監督は、すごく熱い気持ちを僕に注いでくださってるんだ」と思って。その初対面の時点でもう、監督と絆ができました。なので、撮影中も僕はずっと監督を信頼してましたし、監督も信頼してくれてたと思います。…なんかちょっと、偉そうですけど(笑)。 F-すごくステキな言葉ですね。間違いなく代表作になってると思います! 劇中、皆さん本格的に走ってらっしゃいましたが、長距離走の練習は大変でしたか? H-大変でした(笑)。今までのスポーツ映画と違って、ただ“走る”だけの練習なんですよ。例えばボクシングだと、最初ジャブから入って、サンドバッグ出して…って段階があるんですけど、今回はそれがないので、ちょっと飽きてきちゃって(笑)。 F-(笑)。でも体のラインとか筋肉の動きとか、すっごく綺麗でした。「この作品で長距離走の楽しさに目覚めました!」っていうのは… H-ないですね(笑)。 F-綺麗だったのに、もったいない…(笑)。練習中、一番辛かったのは? H-練習に入りたての頃が一番辛かったですね。まだ体力も筋力もついてなかったので、長距離を走って、もどしてしまったり。 F-やっぱり最初はそうなんですね。“王子”みたいな感じ? H-本当そうです。最初はみんな“王子”です、完全に(笑)。 F-完成した作品をご覧になった感想は? H-最近、いろんな方に出会って、どんどん新しいものを得る、ということが続いているので、一年前とか半年前に撮った作品を観るのに抵抗があるんですよね(苦笑)。作品の中の僕は、今の僕が知っていることを知らない。当たり前のことなんですけど、それが嫌で…。今回の『風が強く吹いている』も、観てみたらやっぱり反省する点がいっぱいあって、どうかなぁって思ってたんです。でも、周りの方の反応はすごく良くて、たくさん褒めてもらいました。 F-『引き出しの~』はいかがでした? H-やっぱり自分の演技が気になりましたね。ただ、台本を読んだ時に「すごく良い話だな」って思っていたのも本当なので、いつも作品自体は大好きです。 F-色々な作品に次々と出演される中で、ご自身の変化を感じているんですね。 H-変化は常に感じます。1作品やるごとに、新しい出会いがあって、出会った方から何かを得て、っていう繰り返しですね。 F-やはり、先輩の俳優さんから得るものが多いですか? H-年下の方から教えてもらうこともありますし、スタッフの方からもあります。だから、すごく恵まれた場所にいるなと思いますね。 F-お仕事のモチベーションが上がる時って、どんな時ですか? H-あのー…、僕、お風呂に入ると一番やる気が出るんですよ。 F-おもしろいですね(笑)。 H-シャワー浴びて髪洗ってるその瞬間、「よし、今からこれとこれをやって、部屋片付けて、で、台本を読む!」みたいな、そういう計画がパッってできちゃう。ただそれは大体、出たら忘れてる。出てタオルで拭いてる時に忘れちゃうんです(笑)。 F-(笑)。 H-それから、褒められた時はモチベーション上がりますね。もっと褒めてもらおうと思って頑張ります。怒られるとダメになります。落ち込むだけですね(笑)。 F-褒められて伸びるタイプなんですね(笑)。こういう役者になりたい、という目標はありますか? H-今はどうしても、どの役をやっても“自分”に頼ってしまう部分があるんですよね。ふとした時の表情なんかに、自分が出てしまう。それを一切なくしたいです。全く自分じゃなくなる、松山ケンイチさんみたいに。“カメレオン俳優”なんて、最高の褒め言葉だと思います。人の感情を引き寄せる、リアルな演技ができたらなぁって思ってます。 F-今後、やってみたい役とかありますか? H-なんでも挑戦したいですね。 F-では最後に、『風が強く吹いている』『引き出しの中のラブレター』両方の見所を教えてください! H-『風が強く吹いている』は、最高のチームワークで作り上げたリアルな箱根駅伝シーンを観てほしいです。 『引き出しの中のラブレター』は、いろんなことに気付かせてくれる、大事なことを思い出させてくれる、すばらしい作品です! 2つとも全然違う作品ですが、ぜひ両方観てください! F-どうもありがとうございました! |
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(C)2009「風が強く吹いている」製作委員会 『風が強く吹いている』 10月31日(土)全国ロードショー 監督・脚本/大森寿美男 原作/三浦しをん 企画・製作/鈴木光 出演/小出恵介、林遣都、中村優一、川村陽介、森廉、内野謙太、ダンテ・カーバー、斉藤慶太、斉藤祥太、和久井映見、高橋ひとみ、他 配給/松竹 ●ストーリー ハイジ(小出恵介)は、ずっと探し求めていた逸材と出会った。事件を起こし競技から遠ざかった天才走者カケル(林遣都)だ。自らが寮長を勤める寛政大学陸上競技部の寮へ、半ば強引にカケルを誘い込むハイジ。すで寮生活をしていた8人の学生達は、漫画オタクの“王子”(中村優一)、2浪1留のヘビースモーカ “ニコチャン”(川村陽介)、司法試験に合格済みの頭脳派“ユキ”(森廉)など、実にユニークな面々。そしてハイジは、ずっと温めてきた夢を発表する。ここにいる10人で、学生長距離界最大の華、箱根駅伝出場を目指すというのだ。無謀な挑戦だという9人だが、なぜかハイジは自信に充ち溢れていた。走ることの意味とは? 本当の「強さ」とは? 果たして10人は、箱根の頂点に立つことができるのか──? | |
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