
今、Fe-MAILが注目、話題、期待するアーティストにインタビュー。
恋、仕事、挫折、ファッションなどなど・・・。
さて、どんな素敵な話が飛び出すでしょうか。

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高い所と絶叫マシン以外は、なんでもやりたいと思ってます2003年にM-1グランプリで優勝を果たし、全国区の人気者となった実力派お笑いコンビ、フットボールアワーさん。舞台を中心に活躍するお二人が昨年に引き続き行った、単独公演が早くもDVDになります!
Fe-MAIL(以下F)-単独コントライブ『ドレキグラム’09』、DVDを拝見させて頂きました。すごくおもしろかったです!
後藤-ありがとうございます! F-色々気になる作品があったんですが…。まず『バスガイド』は、お二人のベッドシーンが印象的でした(笑)。 後藤-これは、バスとホテルを場面ごとに舞台を上手下手に分けてやったのが大変でしたね。 F-DVDで観ると、暗転してすぐにシーンが変わっていましたが…。 後藤-本番ではもうちょっと間が空いてましたね。それでもできるだけ早くって心がけて。 岩尾-ベッドシーンで見せるには、バスガイドの方も服を脱いでおかないと、というのがあったんですけどね。ライブだと着替えの手間も考えなきゃいけいないので。 後藤-その辺りも、TVと同じようにはいかないですね。 F-『アルプスの少女ハイ爺』もおもしろいですね。音声が別になっていて岩尾さんは口パクでしたが、あの辺は難しくなかったですか? 岩尾-あれは合わせてる雰囲気だけで、完全に口パクってことではないんです。完全に合わせるのは無理なので、その違和感を産むよりは、このキャラクターになりきるというのを重視しました。アニメもそうですよね、声だけ出てて口がパクパクして。そのアニメを忠実に実写化した…、という逃げ方をしているんですけど(笑)。 F-(笑)。これはやっぱり、ハイジを観て作られたんですか? 岩尾-いや、実際のハイジは余り…。なんとなくは知ってるんですけど、実は他のキャラクターのこと、例えばペーターがどういう子なのか、とかは分からないです。 F-『命のホットライン』は、歌が頭から離れないです(笑)。岩尾さん、歌お上手ですね。 岩尾-これ、ちゃんとした音響スタジオで録音したんです。僕はもうちょっとこだわって録りたかったんですけど、何回録っても変われへんかったみたいで、OK出されてしまいました(笑)。 F-ファンの間では、「着うたにしたい!」という声も多かったそうですね? 岩尾-DVDの特典でできるようになってるんですよ。やり方分かんないですけど(笑)。 F-次に『肉じゃが』ですが、こちらは分かりやすい形で、後藤さんのツッコミがきいてましたね。 後藤-スタイルは一番オーソドックスですよね。変な奴と普通の奴、みたいなことですから。 岩尾-ちゃんとボケに対してツッコミ入れてるのは、これが一番ですかね。中身がちょっと気色悪いので(笑)、やる前は「どんな雰囲気になるんやろなぁ」と思ってたんですけど、お客さんの反応は良かったです。 F-最後の『金の斧銀の斧』は、メッセージ性の強い… 後藤-これはねぇ(笑)。いっつも僕らの最後のコントはね、メッセージ性が強いみたいなことを言われるんですけど、それがボケなんですよ。「なんの話になってんねん!」っていうだけのことです(笑)。 F-そうだったんですか! 去年のドレキグラムでも、最後のコントは意味深な感じの作品だったそうですが、それも狙っていた訳ではなく? 後藤-「ハァ?」ですよね。なにをええ感じになっとんねん、っていう(笑)。 岩尾-「最後ぜんぜんボケへんやん!」っていうのがボケだったり(笑)。 F-そうなんですね。つい真面目に観てしまいました…。 岩尾-そうとも取れるようにはやってますけどね。 後藤-でもまぁ、ええ話“風”にしてるだけですからね。よう考えたら、なんのメッセージもない。前回もそうですよ。なんのメッセージもないです。 F-セリフも深い感じだったので、お二人の現代社会に対するわだかまりが作品にこもっているのかと…。 後藤-(笑)。この作品の最後に「これなんの話ー?」って子供が言いますよね。あれが全てです。 岩尾-お客さんの中には、泣いている人もチラホラいたりしたんですけど。 後藤-それ観て僕らは笑ろてました。「なんで泣いてんねん」って(笑)。 F-次に、DVDでは特典映像になっている『飼育員』。地震がすごかったですね。 岩尾-本気で怖かったです。舞台上でそんなことになったんも初めてやし、それを抜きにしても、地震の規模が大きかったので。舞台でライトとかいっぱい吊ってるんですけど、それがものすごい揺れてて。 F-そんな緊急事態でも、うまくネタにつなげてらっしゃって、流石だなぁと思いました。 岩尾-まぁ、お客さんびびらしたらアカンなと思って、なんとかした感じですかね。 F-後藤さんは恐くなかったですか? 後藤-全然恐なかったんですよ。いや、『心霊写真』のコントを扱ってるじゃないですか。でもお払いとかせずにイベントを進めたんで、「なんかあるんちゃうか」ってずっと言うてたんです。それで、コント中にガガガガー!ってなったから「あ、なんかきた!」と思ったら、ただの地震だったんで、「地震か!なにそれ!」って(笑)。あの時は幽霊の方が怖かったんです。 岩尾-でも実際、DVDでは編集してありますけど、『心霊写真』のコントやってる時に、流れるはずない音が流れたりしたんですよ。 F-えっ!恐いですね…! それはやっぱり心霊現象的な…? 後藤-それは、音響さんが緊張してたんです(笑)。 F-(笑)。ちなみに、ネタはどちらが考えているんですか? 後藤-なんだかんだ二人で言いながら、ですかね。 F-アドリブなんかも結構入っているのでしょうか? 後藤-アドリブは基本的に少ないですね。 岩尾-言い回しなんかは、その場によって変わるので、多少言い方が変わったりとかはありますけど。 F-先ほど『バスガイド』のお話でもありましたが、やっぱりTVと舞台は全然違いますか? 後藤-いやー違いますねえ。スタジオで撮ったりするコントは、編集もできますからね。そういう所では、ネタを作っている時に「これは舞台じゃ物理的に無理だ」というのもあります。 F-ネタを考える時は、最初に舞台用とTV用に分けるのでしょうか? 後藤-後に、ですね。案として出すときにはもう、なんでもかんでも出しますよ。 F-舞台だと、お客さんの反応もリアル伝わってきますよね。東京と大阪での反応の違いなどはありますか? 後藤-そうですねえ…。大阪は、わー!って全体的に喜びやる感じ。東京は、笑う所と笑わん所がはっきりしてる気がしますね。 F-続いて、お二人についてのお話を聞かせてください。お笑い芸人を目指したきっかけは? 後藤-まぁ、いわゆる大阪の子というか…そんな感じですかねえ。 岩尾-「これがきっかけで」って言うのがないんですよね。お笑いがずっと好きで、大阪は観ようとせんでも入ってくる環境なんで、それで自然に。 F-お二人は同期生で、元は別々にコンビを組まれていたんですよね? 一緒に組むことになったきっかけは? 後藤-両方、同時期に前のコンビが解散して。どうする、言うて。そんでなんとなく、ですねえ。 F-別々に活動しながらも、お互いのことは気になっていたんでしょうか? 後藤-前のコンビでも一緒にイベントとかやってて、それが『ドレキグラム』だったんですよ。『ドレス』と『エレキグラム』で『ドレキグラム』。もう10年前位かなぁ。 岩尾-ほんまに細々と、コントばっかりやるライブだったんで、去年久々にコントだけのライブをやろうって時に思い出して、付けたんですけど。 F-『ドレキグラム』は、お二人の原点なんですね。原点と言えば、最近若手芸人さんがグイグイ来てますが、意識することはありますか? 後藤-まぁ、今すぐに辞めてほしいです。 F-(笑)。辞めてほしい、ですか(笑)。 後藤-ええ、もう今すぐに辞めてほしいです。吉本は特に、先輩が後輩をかわいがるという絶対的なシステムがありますから。僕らも先輩にかわいがってもらったんで、後輩はかわいがりますけど…。できることなら、みんな辞めてほしいですね(笑)。 F-(笑)。もう年の瀬ですが、今年1年はどんな年でしたか? 後藤-そうですねえ…。コンビ別々の仕事が多くなってきたかなぁ。岩尾は映画やったり、僕は一人でバラエティ出たりと。それが濃くなってきた年ですかね。 F-来年は、どんな年にしたいですか? 後藤-色々やりたいですねぇ。昔は「アレいややなぁ」とかありましたけど…。高い所と絶叫マシン以外は、なんでもやりたいと思ってます。 F-岩尾さんはいかがですか? 岩尾-今年はなんか色々やらしてもらいましたね。映画も、「味があって良かった」とか言われたんですけど、余り自分で実感がないというか。もしまた、そういう機会があるなら、ほんまに手ごたえ感じるまでやってみたいと思いますね。もちろん本業の方でも、もっとガンガン手ごたえを感じられるように、日々やっていきたいです。 F-本業も、まだ手ごたえを感じられないですか? 岩尾-う~ん、なんていうか…。もっとほしいなぁと思いますね。 F-後藤さんは、俳優業はいかがですか? 後藤-僕ダメなんですよ、セリフが覚えられなくて。自分で作った台本はすぐ頭に入るんですけど、他の人の作ったセリフは全く頭に入らないんですよ。向いてない(笑)。 F-さて、2008年・2009年と続いてきたドレキグラムですが、来年も開催されますか? 後藤-そのつもりです。 岩尾-このDVDも、絶対ライブで観た方がおもしろいと思うんですよ。でも、その日にしかやらないものを、限られた人数の方にしかお観せできないですし。こういう形にすれば、たくさんの方に観てもらえて、「じゃあ来年行こう」ってことにもつながると思うんで。 後藤-お笑いって、やっぱり同じ所におった方がええもんですからね。これを次回の予告編として観てもらったら良いかもしれないですね。そんで来年は、舞台を観に来てもらえたら嬉しいです。 F-来年もお二人のご活躍を楽しみにしています! ありがとうございました! 取材・文/Fe-MAIL編集部 撮影(場面写真以外)/吉田智恵 |
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『ドレキグラム’09』 発売日:2009年12月9日(水) 商品番号:YRBY-90174 価格:3,990円(税込) 単独コントライブ『ドレキグラム’09』を映像化。2009年夏に大阪・東京で行われたオールコントの公演は、昨年に引き続き大好評のうちに幕を下ろした。面白さの中に哀愁や狂気を含む独創的なコントの数々は、漫才とはまた違う二人が楽しめる。M-1王者の実力を存分に堪能できる1枚。 【本編】 「蚊の音」「バスガイド」「アルプスの少女 ハイ爺」「命のホットライン」「肉じゃが」「メッセージソング」「心霊写真」「金の斧 銀の斧」 【特典映像】 「未公開 恐怖の心霊写真館」「コント「飼育員」(09.8.9 ルミネtheよしもと)」 | |
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