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今月の Pick up アーティスト
今、Fe-MAILが注目、話題、期待するアーティストをインタビュー。毎月紹介していきます。
恋、仕事、挫折、ファッション・・・、どんな素敵な話が飛び出すでしょうか。


This month Pick up ARTIST
#11 高橋克典
interview
profile
1964年12月15日生まれ。神奈川県出身。1993年にミュージシャンとしてデビューすると共に、多数の映画、ドラマに出演。TVドラマ『サラリーマン金太郎』『傷だらけのラブソング』『年下の男』などのヒットドラマで主演を務める。今春公開された映画『新・仁義なき戦い』では、俳優としてさらなる飛躍を遂げた。その後、TVドラマ『特命係長 只野仁』に主演。同ドラマ挿入歌『男の美学』を今夏に、また約4年ぶりとなるアルバム『MORE ATTITUDE...LESS HANG-UPS』を10月1日に発売するなどミュージシャンとしても精力的に活動中。


 今年、デビュー10周年を迎え、音楽活動のみにとどまらず映画・ドラマなど、ますますご活躍の高橋克典さん。ハーレーでの大会に出場されたばかりということで、真っ黒に日焼けされた肌で現れた高橋さんは、ハードスケジュールで疲れきっているにも関わらず、周囲を笑わせてくれる気さくで優しい男性でした。4年ぶりのアルバム『MORE ATTITUDE...LESS HANG-UPS』や、10月24日から始まるライブツアーについてじっくり伺ってきました。

Fe-MAIL(以下F)-デビュー10周年、4年ぶりのアルバムが、いよいよ10月1日(水)に発売されますが、レコーディングの雰囲気はどんな感じでしたか?

高橋(以下T)-すごく近いコミニュケーションのメンバーとレコーディングしたので、すごくマッタリとしたいい感じの雰囲気で製作させてもらいました(笑)。私的な時間の中でリラックスして楽しく作らせて頂きましたよ。

F-今回のアルバムの特徴は?

T-この4年間に撮ったドラマの挿入歌やタイアップなど、作品ありきで作ってきた曲が多く含まれているので、ある意味、僕自身がドラマの役や色からエキスを抽出した曲が多く含まれています。20代ではない30代の男の歌というのを意識して作りました。

F-ドラマのタイアップ曲が5曲も含まれていますね。一曲を選ぶのは難しいと思いますが、高橋さんが一番思い入れのある曲は何ですか?

T-『特命係長 只野仁』の挿入歌にもなった、今回のシングル『男の美学』ですね。いろいろな意味で、納得のいくプロセスを踏むことが出来たし、作り込みが出来た作品になりました。クレイジーケンバンドの横山ケンさんに詞を書いて頂き、良い意味で抜けた感じの曲に仕上がりました。片意地を張らず、男が口にしてはいけないような事を歌にして、本音を言ってしまったって感じです。そういう意味でこの曲が一番印象強いですね。

F-片意地を張らないって意外と難しいですよね。オフの時間を意識して取られるようにされているって伺ったのですが?

T-最近やっとオンとオフの時間というのをはっきり分けられるようになってきてきたのですよ。以前は、ほとんどオンが占めていてオフの時間はちょっとした気分転換くらいにしかならなかったのでが、昨年、徹底したオフの時間を1年間とることで、いくつかの旅に出たり、自分と向き合う時間を作ったり、とても充実した時間を過ごすことができました。そういう時間を持ったことで、自分の中の余分な力が抜けているのだと思います。

F-長期のオフを取られて、ご自身の中で何か変わられました?

T-すごく楽になりました(笑)。気分転換があまり上手じゃなかったのですよ。普段TVの世界などで過ごしている時間がオンだとしたら、そこから離れたオフの時間に吸収してくるものや、気が付くもの、改めて出会うものや、始めて出会うものがあって、これからの僕にとってそういう時間が本当に大事なんだって気付きましたね。

F-今回のアルバムのジャケットは、馬と一緒に撮られていますね。

T-すごく可愛かったですよ。『男の美学』のシングル・ジャケットはバイクと一緒に撮っているのだけど、アルバム・ジャケットは「1馬力ということでシンプルなところに向かってる。」という意味を含めて馬と一緒に撮りました(笑)。

F-ドラマ『年下の男』の挿入歌にもなっていた『TSUKIKAGE』は、高橋さんご自身の作詞ですが、どんなイメージで詞を考えられたのですか?

T-『年下の男』では、現実に対するアンチテーゼとして、独特の生き方をしている役柄をやらせて頂いたのですが、やはりドラマの役柄を意識して詞を考えました。『TSUKIKAGE』の詞は、セックスの描写なのですが、何かの瞬間に肌が月明かりに照らされて、キラッと光るようなイメージで、肉感的なものと情念との間にあるようなものを伝えられたらなぁって思いながら書きました。

F-先日まで放送されていたドラマ『特命係長 只野仁』について聞かせて下さい。

T-『特命係長 只野仁』は時間帯も深くて自由にいろんな表現ができたので、とにかく楽しかったです。解放された気がします(笑)。これまで、あれやっちゃダメだ、これやっちゃダメだって言われることが多かったので、いつのまにか僕自身の表現したい事と、出来上がった作品がかけ離れてしまうことがあったのですが、『特命係長 只野仁』ではいろんな表現が出来て本当に楽しませてもらいました。

F-俳優さんとミュージシャンの棲み分けって難しくないですか?

T-今回のアルバムなども特にそうですが、最近の活動として、TVドラマがまずあって、曲を作っていたところがあったので、自分自身の感性だけで曲を作るというわけではなく、必ず半分は役が入って、どこかコンセプチュアルにやっている感じがありますね。常に芝居と音楽が連動している部分があるので、音楽をやりながらも、どこか役を演じているところもありますね。でも、役を離れた高橋克典を全く見せないというのは嫌なので、役柄として感じることと、役柄から離れた自分が感じることを取り混ぜて音楽で表現するようにしています。何かを表現するということは変わらないですが、そういう部分で芝居と音楽の線の引き方に気を付けるようにしています。

F-10月24日より名古屋を皮切りにツアーが行われますが、今回ライブの見所を教えてください。

T-これまでの10年間のシングルを中心に行う予定です。今回のアルバムを一通り全部やって、自分にとって大事な曲もやってみたいなぁって思っています。それと、ファンの方からリクエストの多い曲もバンバンやりたいですね。もちろん、全員のリクエストを聞くわけにはいかないので、そこは僕の選択に任せて頂いて(笑)。ライブは、やっぱりお客さんと一緒に出来上がるものだと思っているので、その土地のお客さんの気質や天気も関係してきたりしますから、楽しみですね。今の気分に合わせてアレンジ出来たらいいなぁって思っています。

F-ライブツアーに向けて体力作りは?

T-バクテンを出来るようにしたい(笑)。嘘ですよ。普段からしていますから、特別なことはしません。

F-(爆笑)

F-最後に、ツアーにかける意気込みを教えて下さい。

T-久しぶりに立ち上がってやってみようかなと。そんな感じですね(笑)。ライブに来て下さったお客さんに楽しんで頂いて、来て頂いたお客さんだけに、内緒の告知をするつもりです。とにかく自分が楽しんで、お客さんにも楽しんでもらえるように頑張ります。





これまでのインタビュー
#62 石丸幹二 #61 加藤ローサ
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#58 林遣都 #57 能世あんな
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