
ソロ活動を開始から4年目を迎え、音楽活動のみにとどまらずミュージカルや映画、写真集の出版など、幅広いジャンルでご活躍の姿月あさとさん。現在在住されているバリ島から、タイトなスケジュールで一時帰国されている中、お話を伺ったにも関わらず、疲れなどまったく見せず、周囲を気遣って下さる優しくて魅力的な女性でした。5月から始まるコンサートツアーについてじっくり伺ってきました。
Fe-MAIL(以下F)-今回で3回目を迎えられる「THE PRAYER」ってどんなコンサートなんですか?
姿月さん(以下S)-コンサートというと、CDの中に入っているオリジナルの曲を歌うというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、「THE PRAYER」では、私のオリジナルの曲だけでなく、日頃、私が聴いていて「好きだなぁ~」って思う曲を集めさせてもらったんです。皆さんが聴いたことがある、親しみやすい曲を中心に選びました。音楽を通して、私の歌を聴いてくださる方と、共感しあえる場を持てたらと思っているんです。コンサートに来て頂いたお客様に、「あっ、この曲、私も好き!」って思って頂けたら嬉しいですね。
F-「THE PRAYER」は特別な思いを込めて、姿月さんが企画・構成をされていると伺いましたがどんな思いが込められているのですか?
S-3年前からバリ島に住んでいるのですが、バリ島でテロ事件があり、平和の大切さというのをすごく身をもって感じたんです。人の命の大切さを痛感させられました。私に何か出来ることはないかと考え、平和への祈りとともに、人々の心を癒すステージつくりたいと思って「THE PRAYER」を始めました。
F-今回の「THE PRAYER」は、ガーデンコンサートとありますが、どんなスタイルなんですか?
S-コンサートって横に並んで、席についてステージを見るって感じが多いでしょ。私は、もっとアットホームな感じで、皆さんをお家にお招きするようなコンサートをしたいと思っていたんです。お客様VS私ではなく、お客様と私で「THE PRAYER」というものを作り上げていけたらいいなぁって。見に来て頂くというよりは、一緒に参加して頂くという感じで来てもらえると嬉しいですね。
F-今回の「THE PRAYER」では、音楽やステージセットなどで、四季の彩りを表現されるそうですが、四季を表現されようと思われたのはどうしてですか?
S-私が住んでいるバリ島には四季がなく一年中夏なんですよ(笑)。バリに住んでみて、改めて四季の彩りの美しさというのを実感しました。ストーリー性のあるコンサートにしたいと考えた時に、四季の彩りを表現するのがピッタリだなぁって思ったんです。
F-バリ島での生活が、姿月さんの創作活動に大きな影響を与えてくれているって感じですね?
S-そうですね。バリ島のたくさんの自然にエネルギーをもらっていますね。空や海もすごく身近にあって、日本ではなかなか見られない自然美を日々の生活の中で、当たり前のように目に出来るので、音楽への影響だけでなく、色彩や自然を表現する際などにも大きく影響を受けていると思います。
F-バリ島で生活されていて、日本と違うなぁって思われることって何ですか?
S-せかせかしていないことですね。南国なので、ポワァ~ンとした感じが漂っていますよ(笑)。日本と大きく違うなぁと感じたのは、神様の存在の大きさ。バリ島でヒンズー教が信仰されていて、死に対して恐れるというよりは、神様のもとに戻っていくという考えなんです。経済や文明がまだ発展しきっていない分、心がすごく豊かなんですよね。素敵だなぁって思います。
F-素敵ですね!もうバリから離れられないですね。
S-実は、先週主人の転勤が決まって、今度はオーストラリアに住むことになったんですよ。バリ島を離れるのは残念なんですが、オーストラリアは初めて住む国なので、とっても楽しみです。まだ、どのくらいの期間在住するか分からないのですが、いろいろな国に住めるというのは貴重な体験ですし、常に新しい刺激を受けながら、仕事が出来るのはすごく嬉しいです。
F-小さい時から歌を聴いたり、歌われるのが好きだったんですか?
S-同級生の子達が聴いていた歌謡曲はあまり聴かなかったですね(笑)。それよりは、両親がよく聞いていた、アバやダイアナ・ロスなどをよく耳にしていました。ピアノとクラシックバレエは、小さい頃から習っていたのですが、歌の勉強は特にしていなかったです。宝塚を受験する時に、歌の試験があったので、受験の半年前に慌てて習いにいったぐらいですからね(笑)。
F-最近、よく聞かれる音楽は?
S-曲を探したり、選曲したりどうしても仕事絡みの音楽を聴くことが多くなってしまって、自分の好きな音楽をゆっくり聴くという時間が、残念ならが持てていないんです。真剣に集中して、CD1枚を聴くのって、すごく贅沢な時間というか、ゆとりがないとなかなか出来ないでしょ。1日に10枚のCDを聴くとなると10時間ですからね(笑)。ただ、ホテルの喫茶店やBarなど、生演奏が聴けるお店は、好んでよく行きます。
F-コンサートの企画・構成される中で、一番大変だったことって何ですか?
S-会場によってステージの大きさが違うので、セットの作り方や衣装に悩みました。例えば、舞台がすごく高くて客席が低い会場や、1階席しかない会場など、会場によって、お客様からステージを見た場合の見え方が変わりますからね。自分の中では同じものを演じていても、お客様への伝わり方が変わってしまうでしょ。お客様に全部の会場で見て頂くわけにもなかなかいかないだろうし、どの会場で見て頂いても同じ仕上がりにしたいんです。妥協していくと全てが崩れてしまいますからね。今も最終の検討をしているところなんですよ。
F-最後に、今後の目標を教えてください。
S-私の心の宝箱に「THE PRAYER」でやってみたいなぁって思っている曲が、まだまだたくさんあるんですね。ただ、やってみたいなぁって思っている曲が、フルオーケストラにするのが一番カッコいいと思えるような曲や、派手な感じの曲が多いんですよ(笑)。これから「THE PRAYER」を何回か回数を重ねていく中で、そういう曲もチャレンジしていけたらいいなぁって思っています。
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SHIZUKI ASATO CONCERT TOUR2004 「THE PRAYER ~私だけの音楽(セカイ)が誕生するII~」 http://www.theprayer.jp
2004年5月12日(水)~6月3日(木)全国4都市8公演
■東京 5月12日(水)~14日(金) ■大阪 5月18日(火)・19日(水) ■福岡 5月21日(金) ■名古屋 6月2日(水)・3日(木) S席:\10,500 (全席指定・税込) 東京公演のみ A席:\8,400 B席:\6,300 チケットぴあ ローソンチケット 他プレイガイドにてチケット発売中。 ※福岡公園のみ4月4日発売開始。 総合インフォメーション 03-3492-1607 平日 13:00~19:00 時間外はテープ対応 |
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